今年は台風がかなり多い年か?
台風は、北西太平洋、南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ毎秒17m(時速換算61.2㎞)以上のものをいいます。
台風の平年値(気象庁HPより)
(注2)「上陸」は台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を指します。
台風は年間平均およそ26個発生し、そのうちの11〜12個が日本列島に接近、2、3個が日本列島に上陸しています。月間では、8月にもっとも多く台風が発生、接近、上陸しています。
台風といえば夏から秋にかけての風物詩というイメージがありますが、上表を見てもわかりますが、一年中発生しています。過去には12月30日に発生したものや、1月2日に発生した台風もあります。
過去、多い年には39個(1967年、昭和42年)、少ない年で14個(2010年)、また、上陸する台風の数も、多い年では10個(2004年)、少ない年では全く上陸しない年(2000年、2008年)もありました。
台風の寿命は、平均で5日程度、最長で19.25日(1986年台風14号)、最短で3時間(1974年台風29号)という記録が残っています。
台風の主な特徴は、
・台風の進行方向の右側では、台風本体の風と、台風の周りの風が同じ方向に吹くため、風が強くなる。
・夏は太平洋高気圧に覆われ、偏西風が弱いため、夏の台風は秋と比べて進み方が遅く、複雑な動きをするものが多い。
・前線や気圧配置等の状況によって、 台風から離れた場所でも大雨となる場合がある。
また、台風は東経180度より西の北西太平洋および南シナ海で発生したもをいいます。
上図出典:http://blog.livedoor.jp/y514514514/archives/49564295.html
㊟この聖句が台風を表しているのではありません。