聖書研究会(セブンスデー・アドベンチスト三田キリスト教会)

思いたくないが「人は裏切る」と聖書に明言されている

思いたくないが「人は裏切る」と聖書に明言されている

聖書には、自分の身を守る(保身/大抵は「チンケな保身」)ために人が裏切るという、人間の弱さを示す出来事がいくつも記されています。聖書を読んでいて、驚かされる箇所がいくつもあります。ユダがイエスを裏切ったことは誰もがよく知っていることですが、個人的に一番、驚き、ショックだったことは次の聖句を読んだときの「ペトロ」の言葉でした。これは恐れによる保身の裏切りの代表例ですが、これは身近にもよくあることです。

マタイによる福音書26:69~75
ペトロは外にいて中庭に座っていた。そこへ一人の女中が近寄って来て、「あなたもガリラヤのイエスと一緒にいた」と言った。ペトロは皆の前でそれを打ち消して、「何のことを言っているのか、わたしには分からない」と言った。ペトロが門の方に行くと、ほかの女中が彼に目を留め、居合わせた人々に、「この人はナザレのイエスと一緒にいました」と言った。そこで、ペトロは再び、「そんな人は知らない」と誓って打ち消した。しばらくして、そこにいた人々が近寄って来てペトロに言った。「確かに、お前もあの連中の仲間だ。言葉遣いでそれが分かる。」そのとき、ペトロは呪いの言葉さえ口にしながら、「そんな人は知らない」と誓い始めた。するとすぐ、鶏が鳴いた。ペトロは、「鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われたイエスの言葉を思い出した。そして外に出て、激しく泣いた。

イエスは終末の迫害の時代に、人々が恐れのために互いを裏切ることを預言しています

マタイによる福音書24:10
そのとき、多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎み合うようになる。

ルカによる福音書21:16
あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。

聖書は、人間の弱さ(恐れ・利益・保身)によって裏切りが起こることを正直に描いています。

聖書は、終末について次のことを教えています。迫害が起こる、多くの人が恐れのため信仰を捨てる、家族や友人の裏切りも起こる、しかし最後まで忠実な人もいる。

また、次のようにも記しています。
ヨハネの黙示録14:12
ここに、神の掟を守り、イエスに対する信仰を守り続ける聖なる者たちの忍耐が必要である。

聖書は、人間の保身と信仰の戦いが終末の大きなテーマになると示されています。
チンケな保身のために、人を裏切り、悲しませることだけは避けたいと切に思います。
皆さんは、今日のお話しについて、どう思われますか。

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