三田市地域防災計画
この計画は、三田市の地域に係る地震や風水害等の災害対策についてその基本を定め、市民の積極的な協力のもとに防災活動を効果的に実施することにより、市民の生命、身体及び財産を災害から保護するとともに、災害による被害を軽減し、社会秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的としています。
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「文明が進めば進むほど、災害は激烈さを増す」
「災害は忘れた頃にやって来る」で知られる寺田寅彦。「防災」という初めて
寺田寅彦(てらだ とらひこ)
1878年(明治11年)11月28日~1935年(昭和10年)12月31日)
物理学者、随筆家、俳人。高知県出身(出生地は東京市)。
漱石の門下生でもあり、吉村冬彦の筆名で作品を書いた。
その寺田がこんな言葉を残している。
「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向があるという事実を充分に自覚して、そして平生からそれに対する防御策を講じなければならないはずであるのに、それがいっこうにできていないのはどういうわけであるか。そのおもなる原因は、畢竟(ひっきょう)そういう天災がきわめてまれにしか起こらないで、ちょうど人間が前車の顛覆(てんぷく)を忘れたころにそろそろ後車を引き出すようになるからであろう。」(「天災と国防」)
「災害とそれへの備えをたちまち忘れる人間の愚かさ」を指摘していることを確認しておかなければならない。
世界に比べて、日本人は危機意識(危機感)が薄いとよく言われます。
目先のことだけにとらわれてしまって、今本当にやらなければならないことをおろそかにしないように注意したいものです。
NHK「チコちゃんに叱られる」より→
サムエル記上13:6
イスラエルの人々は、自分たちが苦境に陥り、一人一人に危険が迫っているのを見て、洞窟、岩の裂け目、岩陰、穴蔵、井戸などに身を隠した。