一汁一菜
主食(白米や玄米や雑穀米)に、汁もの(味噌汁等)一品と、菜(おかず、惣菜)一品を添えた日本における献立の構成。
「一汁一菜とは、ただの和食献立のすすめではありません。一汁一菜というシステムであり、思想であり、美学であり、生き方だと思うのです」(土井善晴)
味噌は日本人の健康の要、味噌は気骨に効く。
現代にも応用できる日本古来の食のスタイル「一汁一菜」を通して、料理という経験の大切さや和食文化の継承、日本人の心に生きる美しい精神について考察します。
飽食のこの時代に是非読んでほしいと思います。
190ページ位ですので、すぐ読めますが、中身は結構興味あることが書いてあります。
【目次】
「今、なぜ一汁一菜か」「暮らしの寸法」「毎日の食事」「作る人と食べる人」「おいしさの原点」「和食を初期化する」「一汁一菜からはじまる楽しみ」
「一汁一菜でよいという提案」
土井善晴さんがたどりついた、毎日の料理をラクにする方法
見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。(ヨハネの黙示録3章20節)