セブンスデー・アドベンチスト三田キリスト教会(聖書研究会)

135 たとえ話(2)「放蕩息子」

135 たとえ話(2)「放蕩息子」
ルカによる福音書15:11~32

11また、イエスは(ファリサイ派の人々や律法学者たちに)言われた。
「ある人に息子(→私たち罪人)が二人いた。12弟の方が父親(→神)に、『お父さん、わたしが頂くことになっている財産(→口語訳、聖書協会共同訳、回復訳:身代→30節)の分け前をください』と言った。それで、父親は財産を二人に分けてやった。
→通常は、父親が年老いて、財産管理が出来なくなった時点で、息子に財産を分割するので、このようなケースは当時のユダヤ社会ではあり得ないことである(→申命記21:18~21)。
→ユダヤ人社会では、息子は父親からその家族の所有物と財産を相続する。一般に、年上の息子が年下の兄弟の2倍の分け前(相続分)を相続する。

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