053 地の塩、世の光、そして律法について
マタイによる福音書5:13~20(マルコによる福音書9:50、ルカによる福音書14:34、35)
マタイによる福音書5:13~20
「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば(→岩塩-日本では岩塩が採れる場所はありません-の場合、塩分が抜けて、不純物だけが残り、塩気が無くなる場合がある)、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。
→塩は調味料や防腐剤として用いられた。塩が食べ物の味付けをするように、他者を助けるべきだと、イエスは語った(マルコによる福音書9:50、ルカによる福音書14:34、35)。
→土粒子の安定化についての報告
多くの場合、土粒子に食塩(道路を舗装するするときの材料)を混合する(→塩による安定処置)と土粒子の安定化が安価に出きる。米国ではこのような安定化工事が盛んに行われ、維持費は70~80%削減されると報告されている(道路への塩利用 1959年 日本専売公社)。