セブンスデー・アドベンチスト三田キリスト教会(聖書研究会)

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか

D’où Venons Nous Que Sommes Nous Où Allons Nous(画の左上に記されている)
139.1 cm×374.6 cm 製作:1897年~1898年 ポール・ゴーギャン

①右側の子供と共に描かれている三人の人物は人生の始まりを、②中央の人物たちは成年期を意味し、③左側の人物たちは「死を迎えることを甘んじ、諦めている老女」、そして④その老女の足もとには「奇妙な白い鳥が、言葉がいかに無力なものであるかということを物語っている」とゴーギャン自身が書き残している。また、青い像は「超越者 (the Beyond)」を描いている。

社会に背を向け、妻子を残し、「楽園」を求めて、一人で南の島タヒチTahitiに渡り(1891年4月、42歳)、魂の叫びを表現し続けたポール・ゴーギャン(1848-1903)。

タヒチでの生活は、彼にとって「楽園」だったと私たちは思ってしまいがちだが、「現実」は全く違ったことを彼自身が綴った自伝的随想集『ノアノア(Noa Noa)』(1901年出版)に記しているという。

タイトルの「ノアノア」とは、タヒチ語で「香しい(かぐわしい)香り」を意味している。

【参考】 聖書にある「楽園」

※上記の聖句は、聖書研究ソフト「聖書Navi Active」により検索、抽出しています。

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