ラピス・ラズリ (lapis lazuli)
創世記2:11~12
第一の川の名はピションで、金を産出するハビラ地方全域を巡っていた。その金は良質であり、そこではまた、琥珀の類やラピス・ラズリも産出した。
⽯を意味するラテン語「lapis」と、⻘を意味する「azul」の造語。
深い⻘色から藍色の宝⽯で、しばしば⻩鉄鉱(成分︓鉄と硫⻩、FeS2)の粒を含んで夜空の様な輝きを放つ。
⼈類に認知され、利用された鉱物として最古のものとされている。
ラピスラズリを原料とした⻘色顔料に天然ウルトラマリン(「海を越える」という意味)がある。
古代ローマの博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスはラピスラズリを「星のきらめく天空の破片」と表現した。
⽯⾔葉は「尊厳・崇高」等。
⼝語訳では、「しまめのう」と記されている。
※lazuli(ラズリ)︓トルキスタン(テュルク系⺠族が居住する中央アジアの地域)にあるペルシア語地名
※azul(アジュール)︓トルキスタンにある地名だったが、その地で産出するラピスラズリを意味するようになり、更に、明るく鮮やかな⻘を表す色名になった。
ラピスラズリの涙 林部智史 作詞・作曲:小椋佳
本当に残念ですが、敬愛する小椋佳さんは今年で歌手活動を引退されます。
私自身の青春時代からの大好きな、そして尊敬する人の一人です。たくさんの名曲をありがとうございました。(土師 萌)