新型コロナウイルス感染問題の対応について(抜粋) 記録記事 2020.04.01
西日本教区の牧師、長老、連絡責任者各位

 主の麗しい御名を賛美致します!
皆様におかれましては、主にあって守られ、お元気にお過ごしのことと信じてお慶び申し上げます。さて、昨今のコロナウイルス問題は、広く教会にもその影響が及んでいます。現在、半数近くの教会(集会所、聖書研究会を含む)が安息日の集りを休止している状態です。

 最近になって、感染拡大が続く東京、大阪などの都市部では危機感がますます高まって来ました。いわゆる爆発的な感染拡大が起きるオーバーシュート現象を危惧して、自宅勤務や週末を中心に不要不急の外出の自粛などが行政によって訴えられています。

 今までは、教区からは注意喚起や集会の中止と再会のガイドラインなどの発信にとどめて、具体的な判断は各教会で行うように委ねて来ました。しかし、現場の声を集約すると、それも限界に来ているように感じました。地域によって状況は違います。また、教会の主体性も尊重しなければならないでしょう。しかし、ここは教区長が全体に対して一定の方向性を示すべき時との判断を致しました。

そこで、爆発的な感染拡大を危惧する現在の状況を鑑みて、西日本教区内の全教会(集会所、聖書研究会を含む)に対して下記のような対応をお願いしたいと思います。

1.原則として、4月の一ヶ月間は、安息日の集会を含めて全ての集会を休止とする。
※ただし、4日については対応が間に合わないことも考えられますので、できるだけ休止してほし
いですが、無理な場合は集会を行って下さい。
※教育機関と並立している広島三育学院教会、広島教会、鹿児島教会は、学校との連携があると思いますので各自でご判断下さい。
※大阪センター教会は礼拝のライブ配信を継続する予定です。集会休止のお願いは、礼拝のライブ配信の規制は含まれていません。
2.5月からの再開については、4月末の状況を見て判断する。 

以上です。皆様のご理解とご協力をお願い致します。なお、休止期間中の教会員の霊的ケアについては、牧師先生方と話し合って最善を尽くしたいと思います。

私たちは、神様が守って下さるというみ言葉による約束を信じています。しかし、その一方で、み言葉は社会的責任についても教えていることを忘れてはなりません。一般社会の権威に対して私たちが取るべき態度について使徒ペテロは、「あなたがたは、すべて人の立てた制度に、主のゆえに従いなさい」(ペテロ第一2:13)と教えています。私たちは神様の律法に反しない限り、政府や行政の権威を尊重しなければなりません。この困難な状況の中で、首相や知事たちが訴えている事に協力する必要があると思います。韓国では二度も教会が感染拡大の場所となる問題が起りました。社会の目は厳しくなって来ていると思います。・・・略・・・集会を守り続けることによって地域の方々の間に反感が広がったとしたら、その印象を取り除いて信頼を取り戻すのは容易ではないでしょう。中国のクリスチャンたちは、防護服を着て地域を周り、マスクとトラクトを配布して喜ばれたと聞きました。私たちも知恵を祈り求めて、この機会を賢く用いていきたいと思います。

最後に、皆様に訴えたいことは「祈る」ことです。777の祈りに参加して下さっていると思いますが、その時に下記の祈りを加えて頂きたいと思います。
・コロナウイルスに感染している方々が癒されるように。
・政府や自治体の責任者の方々に賢明な知恵と判断が与えられるように。
・治療や予防の働きに携わっている医療関係者の方々が守られ、支えられるように。
・感染拡大が終息するように。
・教会が目覚めて真のリバイバルが起るように。
・この困難な時が宣教の妨げではなく前進となるように。

 教区新報にも書きましたが、この四年間、毎年のように何かが起っています。全てはイエス様が終末の前兆として預言したことと一致します。今後もそれは続いて行くことでしょう。イエス様は、「これらの事が起りはじめたら、身を起こし頭をもたげなさい。あなたがたの救が近づいているのだから」(ルカ21:28)と言われました。目を覚まして、今こそ頭をもたげて天を見上げる時なのではないでしょうか。
皆々様の上に神様のお守りと祝福が豊かにありますようにお祈り致します!

2020年4月1日 西日本教区長 稲田 勤