神の所在

今、光は見えないが/それは雲のかなたで輝いている。やがて風が吹き、雲を払うと/北から黄金の光が射し/恐るべき輝きが神を包むだろう。(ヨブ記37章21~22節)

ああ、お前は天から落ちた/明けの明星、曙の子よ。お前は地に投げ落とされた/もろもろの国を倒した者よ。かつて、お前は心に思った。「わたしは天に上り/王座を神の星よりも高く据え/神々の集う北の果ての山に座し/雲の頂に登って/いと高き者のようになろう」と。(イザヤ書14章12~14節)

わたしが見ていると、北の方から激しい風が大いなる雲を巻き起こし、火を発し、周囲に光を放ちながら吹いてくるではないか。その中、つまりその火の中には、琥珀金の輝きのようなものがあった。(エゼキエル書1章4節)

何事のおはしますかは知らねども かたじけなさに 涙こぼるる。(西行)

神代の神は 今こそ 目に見え給はね。その代には目に見えたる物也。(古事記伝 本居宣長)

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